在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

《保存資料》米軍尋問調書/朝鮮人捕虜証言「 #慰安婦 は志願か親の身売り。日本軍拉致なら朝鮮人憤激蜂起」

朝鮮人捕虜:米の尋問調書発見…日本支配の過酷さ記録 - 毎日新聞

2016/06/10

国立公文書館
 太平洋戦争終盤期に日本軍と行動を共にし、米軍に捕らえられた民間の朝鮮人捕虜が、戦時動員に基づく慰安婦や強制労働の被害について米軍の尋問に答えた調書が、米国立公文書館で発見された。朝鮮人慰安婦について「志願か親による身売り」との認識を示す一方、日本への労務動員については「連合国の捕虜より待遇が悪い」などと述べていた。朝鮮の人々が感じた日本の植民地支配の過酷さを包括的に伝える内容で、論議を呼びそうだ。
慰安婦は身売りと認識
 尋問調書は、慰安婦問題に取り組むアジア女性基金が資料委員会を作り、1997年に米国で真相究明の調査をした際、捕虜の回答を発見した。回答はその後所在不明になったが、今年それが見つかり、資料委員会の委員だった浅野豊美・早稲田大教授(日本政治外交史)と毎日新聞が3月、さらに米軍の質問と関連の資料を発見した。
 米軍は、朝鮮人捕虜約100人を尋問した後、3人を選び、米カリフォルニアにある秘密尋問センターに移送して、45年4月11日に改めて30項目の詳細な尋問を行ったと見られる。
 調書は3人の捕虜と米軍の尋問者の名前を明記し、3人分の回答を一つにまとめている。「反日感情は約100人ともほぼ同じ」としながら、「(米国から見ると)日和見主義者が多い中、3人はまじめで信頼できる」と評している。
 慰安婦については、日本軍の募集を知っているか、この制度に対する朝鮮人の態度はどんなものか、それで生じた騒乱や衝突を知っているか、が質問された。3人は「太平洋で目撃した朝鮮人慰安婦は、志願したか親に売られた者だった。(軍による)直接的な徴集があれば暴挙とみなされ、老若を問わず朝鮮人は蜂起するだろう」と答えた。

 

労務動員に関連しては、日本本土に送るのはどんな手続きか、徴用されたのか志願だったのか、家族と手紙のやりとりをできたか、が尋ねられた。3人は「朝鮮人は炭鉱、鉄鉱山の労働や飛行場の建設に従事し、常に鉱山の最も深く熱い場所で最悪の仕事を要求された。通信は許されたが、手紙は全て検閲を受けた」と語った。
 米軍の捕虜尋問は日本人が多く、朝鮮人だけの調書は珍しい。慰安婦を対象にした尋問には、米軍の心理作戦班によるビルマ(現ミャンマー)で捕らえた朝鮮人慰安婦の報告書がある。今回の調書はその延長線上で、米軍の朝鮮占領をにらみ日本の植民統治に対する朝鮮人の反抗心を探ろうとしたものと考えられる。【岸俊光】
民族・女性差別の深刻さ浮き彫り…解説
 朝鮮人捕虜の尋問は日本の植民地支配の実態に迫る貴重な証言と言える。米軍は日本の責任を追及しようと慰安婦や強制労働の被害に注目したと見られる。
 米軍の尋問は、捕虜には戦争の行方が分からない時点に、圧力の少ない自由な空間で行われた価値のあるものだ。証言は朝鮮社会の底辺の認識をよく伝える。
 捕虜たちは、拷問を含む強制労働の過酷さを語り、その待遇は連合国の捕虜より劣ると言い表した。
 朝鮮人慰安婦の募集については、軍の露骨な強制があれば朝鮮の人々の怒りを呼ぶだろうと述べた。
 慰安婦問題を巡り、日本政府が国連の委員会などで「強制連行を確認できる資料はない」などと強調する立場と一見似た捉え方とも受け取れる。しかし、調書全体を読めば、強制連行があったか否かを論じるだけでは被害の本質に迫れないことが理解できる。
 これまでの元慰安婦の証言からは、慰安婦にされるとは知らずに、「金もうけができる」と言われて徴集された就業詐欺が多かったことが判明している。
 社会の女性差別がそこに絡み、見逃せない要因となったのが植民地支配された朝鮮の貧困だった。戦時体制下の生活は次第に厳しくなり、就業詐欺を容易にした。
 朝鮮人に対する民族差別や人権侵害は、日本統治の深刻な問題だったのだ。
 慰安婦問題の解決を目指した昨年末の日韓合意は、過去を受け継ぎ、歴史研究を深めていく視点を欠いていた。
 韓国政府は、合意に基づく財団の設立を急いでいる。植民地の問題に向き合い、認識の溝を埋めなければならない。

 

朝鮮人捕虜尋問:調書の概要 - 毎日新聞

2016年6月10日
 朝鮮人捕虜に対する尋問の概要は次の通り。
 Q 朝鮮人労働者を日本本土へ送る手続きはどのようなものか。徴用されるのか、それとも志願するのか。離れた家族と手紙のやりとりはできるのか。
 A 朝鮮人は1942年以来、日本に徴用されてきた。彼らは面(村)の事務所に通知され、1回につき300〜1000人が徴用されて船で日本に送られた。93戸の村で42〜44年の2年間に30人が徴用された。期間は2年とされたが、実際には3年か、それ以上と信じられていた。日本に住んでいたある捕虜は、炭鉱、鉄鉱山の労働や、飛行場建設に従事する朝鮮人と個人的なつきあいがあった。彼らは常に鉱山の最も深く熱い場所で、最悪の仕事を要求された。
 炭鉱で働く朝鮮人は1日に3円50銭を受け取った。樺太(現サハリン)の炭鉱で、地元民や日本人は1日に7〜24円を得たが、徴用された朝鮮人は固定給だった。通信は許されたものの、全ての手紙は検閲された。
 こうした朝鮮人の待遇は連合国の捕虜より劣るものである。日本に住んでいたある捕虜は、福島県の炭鉱から3人の朝鮮人が逃げるのを手助けした。そのうちの1人は家族への手紙がもとで捕まり、福島県に連れ戻されて15日間の拷問を加えられ、投獄された。
 Q 朝鮮人は広く、朝鮮の女性を売春婦にする日本軍による募集を知っているか。この制度に対する平均的な朝鮮人の態度はどのようなものか。この制度から生じた騒乱や衝突を承知しているか。
 A 太平洋で目撃した全ての朝鮮人慰安婦は、志願者か、親に身売りされた者だった。これは朝鮮の考え方にかなうものであり、もしも日本人による直接的な女性の徴集があれば甚だ許しがたい暴挙とみなされ、老人であれ、若者であれ、誰もそれを黙って見過ごすことはないだろう。男たちは、たとえどんな結果が待っていようとも怒り狂って蜂起し、日本人を殺すだろう。
 Q 日本人に対する朝鮮の若者の態度は? 年配の者より日本の価値観に徹底的に洗脳されているのか。若者は本当に親日か、一皮むけば多くの朝鮮人のように反日か。
 A 朝鮮が独立していた時代を知る年配の朝鮮人は、常に日本人を嫌う。一方、日本の学校に通う若者の中には外見上親日的な者もいるが、彼らの多くは日本の支配を感情的に非常に嫌悪している。
 Q 朝鮮人は現在、日本や戦争にいかなる態度をとっているか。ロシア、中国、米国に対してはどうか。
 A 朝鮮人は戦争による影響を嫌うが、戦争はいずれ独立につながるとの希望を持って日本の支配に耐えている。ロシアは対日戦に参戦すると広く信じられている。捕虜の1人は明らかにロシア寄りで、朝鮮に共産主義政権ができることを期待している。中国は自らの問題に、まして朝鮮の問題に対処する能力がない弱い国と考えられている。多くの朝鮮人は米国が朝鮮の解放をもたらしてくれると見ている。
 Q 日本人はどのようにして朝鮮人思想統制を図っているか。朝鮮人は南太平洋において、日本人からどう扱われているか。
 A 朝鮮人は太平洋の島々で日本人に残酷な処遇を受けている。全ての捕虜は、民間の労働者が、連合国に降伏するのを恐れる日本兵に殺されたことを知っている。テニアン島で捕まった捕虜は、3人の(朝鮮人)女性が赤ん坊2人を背負い、米国に投降しようとするのを目撃した。この捕虜と同じ洞窟に潜んでいた(日本の)中尉は安全を理由に女性と赤ん坊全員を殺した。その捕虜は、もし朝鮮人と知られれば確実に殺害されると感じた。
 Q 捕虜は、朝鮮がやがて独立するとしたカイロ宣言を知っているか。もしそうなら、どうして知ったのか。
 A ハワイにいる間に捕虜はみな、朝鮮がやがて独立するという連合国の宣言を耳にした。朝鮮にこの情報が伝えられたかどうかは知られていない。
 Q 朝鮮人は機会を与えられれば、日本と戦うだろうか。他よりそうした人々の割合が多い地域はあるか。
 A 全ての捕虜は、朝鮮人がみな、日本と戦う好機に飛びつくと固く信じている。日本に忠実な者も、日本が戦争に負けると知ればたちまち態度を変えるだろう。朝鮮南部出身の捕虜は、南の者たちは受け身で、日本人と戦う積極的な態度をとらないだろうと語る。独立運動は常に、より積極的で自由な考え方を持つ北部の人々の手で始められてきた。3人の捕虜は軍事訓練を進んで受け入れ、日本人と戦う意思がある。
 Q 連合国の代表者による戦後朝鮮の臨時政府に対し、朝鮮人はどんな態度をとるか。中国、ロシア、米国、英国単独の代表者は、それぞれどうか。
 A 朝鮮は一時的に連合国の代表が治めるのがよいと、捕虜たちは信じている。米国単独の政府は大勢の者が受け入れるが、他の国の単独になれば反対に遭うだろう。

 

毎日新聞ハンギョレよりは信用できる(笑)。

取材はちゃんとしている。そこの虚偽は入れてない。

しかし、ところどころ挟み込む「記者の個人的感想(イデオロギー)」が、取材内容・尋問調書の内容(ファクト)とズレている。

 

慰安婦問題を巡り、日本政府が国連の委員会などで「強制連行を確認できる資料はない」などと強調する立場と一見似た捉え方とも受け取れる。しかし、調書全体を読めば、強制連行があったか否かを論じるだけでは被害の本質に迫れないことが理解できる。
 これまでの元慰安婦の証言からは、慰安婦にされるとは知らずに、「金もうけができる」と言われて徴集された就業詐欺が多かったことが判明している。

 

いやいや。

まず日本政府の主張「強制連行は無かった」が正しいのか?ウソなのか?がまず死活的に重要だろう。

米軍の朝鮮人捕虜尋問調書、どこにも日本が介入できる要素はない。

そこで、明白に、日本軍による、物理的、誘拐・拉致は無かった、と証言されているではないか。

つまり、日本軍による誘拐・拉致、という韓国人慰安婦の証言、および韓国進歩派、日本左翼の政治的主張は、信用性が低い。これがまず第一に重要だろう。

 

もちろん、日本左翼側の次の反論は予想できる。

「狭義の強制連行ではなく、広義の強制連行があった」。

その「広義」が、甘言、詐欺、選択肢のない貧困、だというのなら、その通りである。逆に、そんなことは当たり前ではないか。

今も昔も、選択肢のない貧困もなく、職業選択の自由があって、慰安婦稼業を選ぶ女性がどれだけいるというのか? 

戦前朝鮮の彼女たちは貧困に追い詰められていた。それは令和日本のシングルマザーたちも同じだろう。風俗稼業を選択する令和日本女性が喜んで選択してるわけがない。つまりは朝鮮人への民族差別ではなく、貧困問題なのである。

貧困は確かに社会の問題である。その意味で当時の戦前日本政府の責任はあるが、それでも物理的な誘拐や拉致とは次元が違う話である。毎日新聞はその区別をつけないのか?

 

捕虜たちは、拷問を含む強制労働の過酷さを語り、その待遇は連合国の捕虜より劣ると言い表した。

 

これも、日本軍の鬼畜性・民族差別ではなく、日本軍の貧乏である。

今も当時も世界一リッチなアメリカ軍の待遇に比べたら、連合軍捕虜より、日本軍人の生活の方が、あらゆる面で貧しかった。日本軍がヒドイというより、アメリカ軍がリッチ過ぎた。比較対象が悪すぎる(笑)。

 

これは琉球も同じだった。

沖縄戦後、米軍収容所に放り込まれた琉球人皇国青年が、故郷を焼き払った米軍への敵愾心に燃えていたのに、食事に出されたスパムの缶詰1個で、身も心も完全に降伏した。

琉球人は戦争前の平和時ですら盆正月の贅沢品、豚肉を一度にこんなにたくさん食った経験が無かった。

琉球人青年は、爆撃に負けたのではなく、スパムのクズ肉に負けた。それくらい貧しかった。

 

日本は、貧困を利用して、慰安婦を募集した。

それは事実だが、それが当時の当たり前なのである。特別に民族差別をしたわけではないのだ。

織田信長相手に「政治体制が議会制民主主義じゃないから、あなたは間違ってる」と批判してるのと違いはない。当時にそんなことは不可能だったのである。

 

こんな無茶な理屈で、日韓関係が破壊された。

私も安倍ちゃんは好きじゃないけど(笑)、これを安倍ちゃんの責任にするのは間違いだ。

日本のネトウヨナショナリズムの責任ではなく、

韓国の(自称)進歩派・ナショナリズムの責任であり、

無自覚に乗っかった日本のリベラルの責任である。

 

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《保存資料》 #落星台経済研究所 #낙성대경제연구소 #日本軍慰安所管理人の日記 毎日新聞東京朝刊2013年08月07日 - 在日琉球人の王政復古日記

 

(まとめ)昭和銀幕絵巻★慰安婦映画列伝 - 在日琉球人の王政復古日記