SDGs(持続可能な開発目標)17の目標
貧困をなくそう (英: No Poverty)
飢餓をゼロに (英: Zero Hunger)
人々に保健と福祉を (英: Good Health and Well-Being)
質の高い教育をみんなに (英: Quality Education)
ジェンダー平等を実現しよう (英: Gender Equality)
安全な水とトイレを世界中に (英: Clean Water and Sanitation)
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに (英: Affordable and Clean Energy)
働きがいも経済成長も (英: Decent Work and Economic Growth)
産業と技術革新の基礎をつくろう (英: Industry, Innovation and Infrastructure)
人や国の不平等をなくそう (英: Reduced Inequalities)
住み続けられるまちづくりを (英: Sustainable Cities and Communities)
つくる責任つかう責任 (英: Responsible Consumption and Production)
気候変動に具体的な対策を (英: Climate Action)
海の豊かさを守ろう (英: Life Below Water)
陸の豊かさも守ろう (英: Life on Land)
平和と公正をすべての人に (英: Peace, Justice and Strong Institutions)
パートナーシップで目標を達成しよう (英: Partnership)
私は、ありとあらゆる意味で、エコロジストではない。
私は、ありとあらゆる意味で、動物愛護論者ではない。
私は、ありとあらゆる意味で、不殺生戒を守っていない。
私は、ありとあらゆる意味で、ヴィーガンではない。
聞いたことはあったが、SDGs(持続可能な開発目標)にも、興味は無かったので、ぜんぜん門外漢で、今回ググってみた。
上記を読んでわかる通り、SDGsはリベラルな思想だが、原則としてヒューマニズム=人間至上主義だ。
持続可能な開発目標とは、あくまでも「人間文明の」持続可能な開発目標であり、クジラやイルカや、イヌやネコや、ウシやブタの「ための」持続可能な開発目標ではない。
例えば、仮に神がいたとして、
天界から「人間よ、SDGs(持続可能な開発目標)を、瞬時に、実現してやろう。その生贄として、お前たちが可愛がっている全てのペットを、自分の手で金属バットで殴殺せよ」と命じたら、どうする?
神は、そういう理不尽な要求をしかねない存在である。
旧約聖書 創世記
22-1 これらの事の後、神はアブラハムを試みて彼に言われた、「アブラハムよ」。彼は言った、「ここにおります」。
22-2 神は言われた、「あなたの子、あなたの愛するひとり子イサクを連れてモリヤの地に行き、わたしが示す山で彼を燔祭としてささげなさい」。
22-3 アブラハムは朝はやく起きて、ろばにくらを置き、ふたりの若者と、その子イサクとを連れ、また燔祭のたきぎを割り、立って神が示された所に出かけた。
たとえ、何万匹のペットが痛みや恐怖を味わい残虐に生命が失っても、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標には何一つ違反しない。
SDGs(持続可能な開発目標)はヒューマニズム=人間至上主義であり、動物愛護とは、ほとんど無関係なのである。
YouTube「100日後に食われるブタ」に賛否両論 飼い主を直撃「丸焼きがいい」 (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
2021.6.7
動画配信サイトYoutubeに「100日後に食われるブタ」というチャンネルがある。自宅で飼育するミニブタの様子を配信していて、ミニブタが飼い主と戯れたり、散歩したりする姿は、見ていてとてもほほえましい。だが、この「カルビ」と名づけられたミニブタは100日後に食べられてしまうという。その狙いは何か、本当に食べるのか――飼い主のA(35)さんとチャンネルを運営する会社のS社長を直撃した。
* * *
(略)
――視聴者からは食っても食わなくても批判されるの確定」といったコメントも寄せられていますが、この企画の狙いは何でしょうか。
S社長 いま流行っているSDGs(持続可能な開発目標)の中に、食品ロスをなくそうという目標があります。教育の現場や企業など様々な取り組みがありますが、その取り組みの意義を十分にPRできていないと見ています。楽しんでもらいながら、食品ロスに関して自分たちの行動を見直すきっかけをつくってもらいたいと思い、企画しました。私たちが食べているものの中にある命の尊さを考えてもらいたいと思っています。
(略)
――昨年話題になった「100日後に死ぬワニ」の影響は?
S社長 あれはタイトルが秀逸だと思いました。私も98日後くらいに「どうなるんだろう」と関心を持ったんです。かわいいミニブタの動画だけではより多くの人に関心を持ってもらえませんから、そこで「100日後」の発想をお借りすることにしました。
――「100日後」のあとに何か計画していることはありますか。
S社長 いまのところは考えていないですね。ただ、「缶バッチをつくらないか?」など商品化の営業は来ています。それで儲けたいわけではないので、特に具体的な話は進んでいません。
――映画化など大手広告代理店から話はないですか。
S社長 現時点ではないですね。話が来たときは考えます。
4日昼時点で10日目の動画が投稿されている。本当に食べるのか、飼い主らの心も揺れているようだ。90日後、どのような判断が下されるのか。
(AERAdot.編集部 吉崎洋夫)
一読、意味が解らなかった。
漫画「100日後に死ぬワニ」は、現実世界のワニを殺したわけではない。
「100日後に食われるブタ」とは、まったく違う。
確かに、SDGs(持続可能な開発目標)の中に「食品ロスをなくそう」はある。
でも、「食品ロスをなくそう」が、なんで、いかなる理屈で、可愛がって飼育したブタを屠畜して食うことに、つながるのか?
ペットのブタを食わない事こそ、「食品ロスをなくそう」ではないか?
「食品ロスをなくそう」ならば、肉食の制限、菜食の推奨こそ、正しいだろう。
殺生を動画にしている釣自慢ユーチューバーと変わりがない。
もっと言えば、猫イジメ・猫殺しユーチューバーともやってることは同じだ。
「動物虐待動画で精神的苦痛」損害賠償求める 動物愛護に関わる6人が投稿者を提訴<さいたま地裁>:東京新聞 TOKYO Web
2021年2月17日
インターネット上で拡散された猫の虐待動画を見て精神的苦痛を受けたとして、東京、神奈川など5都府県に住む女性6人が、動画を撮影・投稿した埼玉県内の男性に660万円の損害賠償を求め、さいたま地裁に提訴したことが分かった。17日に第1回口頭弁論があり、男性は「自らに責任はない」とする趣旨の答弁書を提出した。(近藤統義)
訴状によると、男性は2016年3月~17年4月、猫に熱湯や爆竹を浴びせたりガスバーナーであぶったりする虐待行為を繰り返し、自ら動画に撮影。その一部をネット上に投稿し、多くの人が見られる状態にした。
◆残酷な内容を目にしてPTSD、うつ病と診断
動物愛護の活動に関わる原告6人は、この動画をツイッターやユーチューブで目にし、残酷な内容のため心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病と診断された人もいるとしている。
被告の男性は猫13匹を殺傷した動物愛護法違反の罪で、17年12月に東京地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けている。
動物虐待を巡っては、昨年6月に施行された改正動物愛護法で、殺傷した場合の罰則が強化された。一方で動画の公開や流通を禁止する法律はない。原告側は今回の集団訴訟を通じて「虐待動画が事実上野放しにされている現状への抑止力や、規制に向けた後押しになれば」としている。
◆「表現の自由超え、放置すれば犯罪誘発」
動物愛護の問題に詳しい植田勝博弁護士(大阪弁護士会)は「残酷な犯罪行為を動画で垂れ流し、嫌悪感を与えるのは社会のルール違反で、表現の自由を超えている。これを放置すれば犯罪を誘発しかねず、法律などで規制すべきだ」と指摘している。
この猫殺し愉快犯と、「100日後に食われるブタ」が、いったい、どこが、どう、違うというのか?
youtubeでアクセスが増えれば、カネが儲かるはずだ。
SDGs(持続可能な開発目標)は、単なる、アクセス稼ぎのエクスキューズではないのか?
私には、「100日後に食われるブタ」が、真面目に、真剣に、SDGs(持続可能な開発目標)を考えてるようには感じない。
まあ、金儲けで、アクセス稼ぎで、ブタを殺すことは、世俗の法では合法かもしれない。
しかし、神仏がいかなる裁きを下すのか?は、彼らが三途の川を渡る時まで、誰にも判らない。渡し舟では、ミニブタも飼い主との再開を待ってることだろう。
ゴキブリ殺し、ウシ殺し、クジラ殺し、ネコ殺し、ヒト殺し。 - 在日琉球人の王政復古日記