在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

「自己責任論=ネオリベ」こそ反戦平和。通り魔や狂犬やイスラム国ISISやヒトラーが何をやろうが傍観すればいい。

「身代金、自分で払わせれば良い」「危険承知していた」 拘束された2人にネットで吹き荒れる「自己責任論」 : J-CASTニュース

しかし結果は人質として拘束され、日本政府には計2億ドルという法外な身代金が要求されることとなった。ツイッターをはじめ、ネットでは「そもそも行くなって言われてんのに行ったのは自己責任でしょ」「もし払うなら自己責任は明白なので自分で払わせれば良い。危険地帯を承知で出かけているのだから」と「自己責任論」が吹き荒れている。

 

ジャーナリスト安田純平氏、シリアで消息不明か (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

東京(CNN) 消息不明となって3週間以上が経つ日本のフリージャーナリスト、安田純平氏(41)の安否への懸念が高まっている。
6月23日、安田氏はトルコからの電話で親しい友人に、シリアに入国する計画だと語ったという。安田氏は過去にもシリアで取材した経験がある。この友人(匿名を希望)は、安田氏がイスラム過激派によって身柄を拘束された可能性が高いとの見方を示した。

 

 

政治には大きく3つの陣営がある。

自由主義(ネオリベ)
社民主義(ソシアル)
保守主義(コンサバ)

である。

 

詳しくは、

ネオリベ、ソシアル、コンサバ~現実的な政治路線は「3つ」しかない。あるいは「3つ」もある。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

たとえば徴兵制なら、各陣営はこう考える。

民主主義なら「徴兵制」である。資本主義なら「民間軍事会社」である。保守主義なら「士農工商」である。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

例えばジェンダー問題なら、各陣営はこう考える。

「おしゃれ小学生」VS「イスラム国&タイタニック号」VS「田嶋陽子&上野千鶴子」~地獄のジェンダー三国志~ - 在日琉球人の王政復古日記

 

「自分の意思で、危険な場所に行って、文字通り危険に遭遇した人間は、基本として自分で何とかしろ。他者からの救援を期待するな。他者へ救援を強要するな」という自己責任論は、上記3つの陣営で言えば、問答無用で「ネオリベ」である。

 

ネオリベ

「オマエが何をしようが自由だ。オレは邪魔しない」

「オレも自由だ。オマエを助けない。オマエのために他人と戦わない」

「オマエとオレは別々の存在。オレとオマエはワレワレではない」

「この世は悪に満ちている。でも、オレに影響がないのなら、悪は放置する」

 

ソシアルは

「オレとオマエはワレワレだ。仲間だ。同胞だ。同じ人間だ」

「オマエのやることは、オレにも関係ある。なんでも自由ではない」

オレはオマエを助ける。オマエはオレを助けるべき。オレはオマエのために戦う。オマエはオレのために戦うべき

この世は悪に満ちている。それは許せない。ワレワレに無関係な悪などない

 

コンサバは

オレとオマエが、ワレワレか他人かは、両者の関係による

オレとオマエがワレワレなら自由はない。他人なら勝手にしろ

「ワレワレならオマエの敵はオレの敵。命を賭けて戦う。復讐も忘れない。他人なら基本は関係ないが、義侠心はあるので多少は考える」

この世は悪に満ちている。義を見てせざるは勇なきなり。ただし限界はある

 

同胞愛に満ちたソシアルや、仁義を尊ぶコンサバだと、戦争を回避できない。

 

ネオリベは、通り魔だろうが、狂犬だろうが、イスラム国ISISだろうが、ヒトラーだろうが、自分に関係ない場所で自分以外を何人殺そうが関係ない。ネオリベは戦わない。

冷酷非情に感じるだろうが、自己責任論=ネオリベこそ、戦争を防止する、最も平和な考え方だ。

 

反戦平和を第一に考えるなら、ネオリベが正しい。

 

ただし。

隣近所やよく通う場所に通り魔やヒトラーが現れるのなら自分にも危険がある。前もって最も効率の良い自己防衛手段を考えておく必要がある。一番良いのは「腕っ節の強い友人」を作って、普段から仲良くして、いざというときお互いに助け合う契約を結ぶことだ。

この場合は、自分には無関係な、川向こうの痴話喧嘩や、無責任な飼い犬の放し飼いにも、ボランティアしておく必要がある。

 

それがネオリベの「集団的自衛権」「安保法案」である。