中国の南シナ海支配認めず 仲裁裁判所、九段線「歴史的権利」との主張を否定 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
南シナ海をめぐる中国の主張や行動は国連海洋法条約違反などとしてフィリピンが申し立てた仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は12日、中国が「歴史的権利」として主張する「九段線」について国際法上の根拠は認められないとの裁定を公表した。南シナ海のほぼ全域の主権を主張して強引に進出する中国に対し、初めて国際法に基づく判断が下された。
裁定は、南シナ海で実効支配の拡大を目指す中国側の主張を退ける内容。中国は一貫して裁定を無視する姿勢だ。罰則など強制的に裁定に従わせる手段はないが、国際社会が司法判断の尊重を求める圧力を高めるのは必至。中国の立場は苦しくなる一方、南シナ海情勢は一段と緊迫化する可能性がある。
中国が「歴史的権利」として南シナ海のほぼ全域を取り囲む形で主張する「九段線」については、仲裁裁判所は管轄権を留保していたが、今回の裁定で中国の主張を退けた。
今回の仲裁は2013年1月、フィリピンの申し立てを受けて開始。中国は参加を拒否したが、仲裁裁判所は昨年10月、15項目の訴えのうち7項目で管轄を認め、同11月に中国抜きで口頭弁論を開いていた。
仲裁は海洋法条約で海洋紛争を解決する手段の一つとして指定されており、全当事者が受け入れなくても手続きを進めることができる。裁定は最終的な判断のため、上訴はできない。
「満蒙は日本の生命線」
20世紀、いったいナニが根拠だったのか?、今から思えば意味不明だった合言葉に、関東軍は暴走し、満州事変をやらかし、国民党、米英仏、ソ連と摩擦を引き起こし、国際世論の非難を浴び、リットン調査団を派遣されて、日本は結論を拒否して、国際連盟を脱退する。
そして日本国民は日本の孤立に大喝采を送った。
満州で止めればよかったものの、世界から友人がいなくなった日本国民はその後、満州から支那へ手を出し、アメリカからハルノートを食らって、勝算ゼロなのに真珠湾に突っ込み、数年後、ガダルカナルで餓死するか、シベリアで凍死するか、空襲で焼け死んだ。
21世紀、「南シナ海は支那の生命線」と言わんばかりに、海を埋め立て、滑走路を造り、艦船を派遣し、近隣諸国とトラブルを引き起こす。とうとう仲裁裁判所に「歴史的権利」を否定される。
そして、21世紀の中華人民共和国も、20世紀の大日本帝国と同じように、国際世論に反発し、無視するのだろう。
外国との商売が止まったら、国内が飢えてしまうのは、20世紀の大日本帝国も、21世紀の中華人民共和国も、同じなのに。
貿易でメシを食ってるくせに、そこまで無茶をして手に入れた領土領海から、外交上のデメリットを相殺できるような、どんなメリットを得られるのか?さっぱり解からないのも同じだ。
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ドンパチこそないけれど、最大の貿易相手EUにケンカを売ってる英国も、同じような政治家と国民の暴走である。
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1945年。日本は「生命線」とまで呼んだ満蒙を失った。
しかし、その焼け野原から戦後高度経済成長が始まり、GNPは世界第2位まで登りつめた。
帝国陸海軍が幾百万の死体の山を築きながら、あれだけ追い求め、でも結局は達成できなかった「豊かな日本」は、満蒙なしで、1個中隊もなしで、駆逐艦1隻もなしで、実現したのである。