2018年04月23日
“世界の１６文”“東洋の巨人”として一時代を築いた不世出の名レスラー故ジャイアント馬場さん（享年６１）の夫人で、元全日本プロレス社長の元子さんが１４日に肝硬変のため、都内の施設で亡くなっていたことが２２日、分かった。７８歳だった。親族のみで１９日に通夜、２０日に告別式が営まれた。
(略)
１９９９年１月３１日に馬場さんが亡くなった後は故三沢光晴さん（享年４６）を社長として再出発を図ったが、経営面の考えなどの食い違いにより、２０００年に三沢さんらが大量離脱して「プロレスリング・ノア」を設立。団体は存亡の危機を迎えたが、同年７月に社長に就任するとミスタープロレス・天龍源一郎（６８）の復帰、当時新日本プロレスのエースだった武藤敬司（５５）らの移籍により、団体を蘇生させた。０２年１０月の日本武道館大会を最後に社長職を辞任してマット界から退いた。
今現在の全日本プロレス（今の社長、ノア出戻りの秋山だっけ？）を呼ばずに、通夜、告別式をやるところが、元子さんらしい、といえば、らしい(笑)。
感想はねえ、一言では言えない(笑)。
猪木、馬場を知ってるオールドファンにとっては、評価の難しい、曰く言い難い、難解な人物であった。
平成の御代、現在のプロレスファンは、新日と全日のいったい何が違うのか？を判らないと思う。
新日イズムとは、創業者・猪木に反逆することである。
長州も前田も橋本も棚橋も、猪木に反逆する者こそ、猪木の後継者なのだ。
全日イズムとは、創業者・馬場（と言いながら、実は、元子さん）に忠節を誓うことだ。
天龍も三沢も、馬場に反逆した者は、馬場の後継者から破門され、未来永劫、決して許されない。
馬場も怪物、猪木も怪物だが、元子さんも十分怪物だった。
元子さんには、馬場さんしかなかった。
部下も、和田京平くらいが例外で、誰も信じていない。
最後まで残った忠臣・川田すら、会社を任せず、信用していなかった。
そして、完全な外様の武藤に会社を渡す。その武藤にしたって、三冠ベルトの権利などは渡さず、自分で握ったまんまだったらしい。
今や、馬場門下生はバラバラになり、鶴田も四天王も正統な後継者はいない。
それもこれも、彼女の功績（か？）である。
全日本プロレスを創り、
全日本プロレスを分裂させ、
そして、全日本プロレスを滅ぼした女性。
１月３１日御命日～元猪木派からの追善供養。 #ajpw #njpw #noah_ghc - 在日琉球人の王政復古日記
現在の（反猪木的）新日が業界一人勝ちになってるのも、間接的には、彼女のフレンドリーとはとても言えない性格のおかげである。
最後に恐竜が生き残った～馬場全日も猪木新日も滅び去り天龍ＳＷＳ／ＷＡＲがプロレス界を制覇。 #njpw #ajpw - 在日琉球人の王政復古日記
そして、三沢光晴の寿命を縮めたのも、ズバリ彼女だった。
プロレスリング・ノア破産の遠因～三沢と仲田龍が川田を村八分にしたことが全ての間違い。 #noah_ghc #ajpw #njpw - 在日琉球人の王政復古日記
しかし、あの猪木が最期まで生き残るとは思わなかった(笑)。
ご冥福をお祈りいたします。
