在日琉球人の王政復古日記

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輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々蜻蛉も鳥の内~ダルビッシュVS広岡達朗・野村克也~兵站、酒保、慰安婦(^^)。

 

「水分摂り過ぎ」「足がつるのは練習不足」 高校球児論じた広岡達朗氏のコラムに批判殺到 ダルビッシュも呆然(2019年8月30日)|BIGLOBEニュース

2019年8月30日
野球解説者の広岡達朗氏が「水分摂り過ぎ」「足がつるのは練習不足」などと高校球児を論じたコラムに批判の声が多数寄せられている。
コラムは、広岡氏が週刊ベースボールONLINEに寄稿し30日に掲載されたもの。「奥川投手はマウンドで笑い過ぎる」とのタイトルだが、前半は球児たちの「水分を摂り過ぎることと、スタミナ不足」について論じている。広岡氏は、「経験のない人間に限って、体にいいからと言って水分補給を奨励する。その結果、集中力を欠くどころかスタミナがなくなってしまう」と説明。さらに、スタミナ不足と足がつることを関連付け、「実際に、今夏は試合中に足がつった選手を何人か見た。
ということは、根本的な練習不足ということである」と断じた。また、暑さ対策について、「10代の若者の体力というのはそれで壊れるほどヤワではない」「人間というのは偉大なもので、『やれ』と言ったらやれるのだ」とも論じている。
現在では、様々なスポーツ団体がこまめな水分補給を推奨している。日本サッカー協会は選手・指導者向け情報として、「1度にコップ1杯以上は飲まないようにする」「少量ずつこまめに補給する」などと掲載している。足のつりに関しては、筋肉疲労のほか、発汗による水分やカリウム不足も影響しているとみられており、広岡氏の説明とは食い違いがある。
広岡氏の根性論ともとれるコラムに、ダルビッシュ有投手は「えぇぇ。。。」「笑うだけでなく水分補給までも。。」と驚きの声をTwitterに投稿。このほかにも、「流石に考え方古すぎちゃう?」「こう言う大人がスポーツ選手を壊すんだよなぁ」「純度100パーセントの濃厚なパワハラ」「21世紀なのにこういうコラムが出てくるのまじで闇」といった声があがっている。一方で、「この廣岡達朗とかいう記者、どうかしてるよ」と時代を感じさせるコメントも寄せられている。

 

平成のダルビッシュのやってることは「ベースボール」という単なるスポーツ。
補給、兵站、ロジスティック、つまり「科学」で成立する。

 

昭和の広岡達朗がやって来たことは「野球」。スポーツではない。
根性、精神論、つまり「神学=宗教」で成立する。

 

ダルビッシュは、テレビでアメリカMLBを見て野球を理解した。
ダルビッシュ自身は戦争に行ってないし、戦争経験者からの教えも受けてない。
ダルビッシュのベースボールはあくまでもスポーツであり、
スポーツ医学、運動力学、栄養学、などなど科学で動く。

 

昭和の広岡達朗自身が戦争に行ったことが無くても、彼らの前の世代、戦争経験者から野球を教わっている。
昭和の彼らにとって、闘いの基本は、日本の戦争だ。帝国陸海軍である。

 

郷土のために #散華 する #特攻隊 #玉砕 が見たい世間~ #高校野球 は #太平洋戦争 の再演/鎮魂。ゆえに #女人禁制 ゆえに丸坊主。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

輜重輸卒が 兵隊ならば
蝶々蜻蛉も 鳥の内
焼いた魚が 泳ぎ出し
絵に描く達磨にゃ 手足出て
電信柱に 花が咲く 

  

帝国陸軍は、補給、兵站、ロジスティックスも軽視した。
「輜重輸卒が兵隊ならば、蝶々蜻蛉も鳥の内」と徹底して馬鹿にした。
という話は、実はサカサマで、
大日本帝国が、ロジスティックスを軽視した、ように振る舞ったのは、ロジスティックスを用意するだけのカネが無かったからである。

しかし「カネが無いから戦えません」とは言えないために、結果的に補給やケアを軽視するしかなかった。

 

帝国陸軍の花形は歩兵だった。

しかし歩兵を重視したのも、歩兵しかなかったから。

金属も機械も石油も弾薬もなければ、ナチス・ドイツソ連アメリカのような戦車も砲兵も機械化も不可能であり、足で歩いて、白兵突撃しかない。

 

支那事変はまだしも、太平洋戦争で死んでいった皇軍兵士のかなりのパーセンテージは、アメリカ軍の弾丸に撃たれて死んだのではない。
死因の半分は、病死、餓死である。
戦死扱いも、一発の弾丸も撃たないまんま、輸送中に魚雷で沈没、溺死も多かった。

やっと上陸しても兵士がいる陣地に、食料も弾薬も燃料も届かない。届くのは突撃伝令だけ。
日清日露の栄光を背負った華の帝国陸軍歩兵たちは、亜熱帯の餓鬼地獄で、自慢の三八銃の引き金を引くチャンスもなく、食い物も医薬品も無し、胃袋は空っぽ、赤痢で糞尿垂れ流し、そもそも担ぐ体力すら失い重い三八銃を道端に捨て、戦友を見殺しにして、ガダルカナルでゾンビの群れと化し、インパールの密林を白骨で埋めた。

 

闘いにカネが無ければ、あとは根性論しか残らない。

それが昭和の帝国陸軍であり、その直系の息子が昭和の「野球」だった。

だから日本の野球はベースボールではない。

 

肉でタンパク質を摂取できるようになったのは、ビタミン剤や新鮮な生野菜を食えるようになったのは、ここ数十年、つい最近の話だ。
それまでの日本人は、タンパク質も、ビタミンも、すべてをコメのメシで補給してきた。だからこそ、広岡達朗は「白米じゃなく、玄米を食え」と主張したのである。

喉が渇いたら我慢する。ミネラルウォーターのペットボトルを持たない昭和の彼らにはそういう手段しかなかった。

 

古今東西、短期戦はまだしも長期戦でロジスティックを軽視した軍隊は確実に敗北してきた。

闘いにカネが無ければ、あとは根性論しか残らない、とは書いたが、もう一つ残るものがある。「知恵」だ。

カネも何も無い、だから「知恵」でなんとかする。

もしも野村克也大本営にいたら、無理な場所まで行くのはやめろ、守れる所だけ守れ、いや、そもそも野球(いくさ)にならん、こんな無茶な試合を組んだのはどこの誰なんだ?、となって、真珠湾には行かず、ハルノートを呑み込み、インパールで白骨になる日本人はいなかった。

「貧者の戦法」の野村克也もまた「昭和」なのだ。

 

ボーイスカウト。斥候兵。酒保。傭兵。慰安婦。同性愛。会津藩。薩摩藩。よか二才。よか稚児。マッドマックス。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

日韓友好の象徴(笑)慰安婦も徴用工も、食料や弾薬と同様、ロジスティックスである。

 

《保存資料》 #落星台経済研究所 #낙성대경제연구소 #日本軍慰安所管理人の日記 毎日新聞東京朝刊2013年08月07日 - 在日琉球人の王政復古日記

 

《保存資料》 #慰安婦 #ハンギョレ 1945年敗戦。南太平洋トラック島。セットされたパーマの髪に汚れなき白いワンピース。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

《保存資料》米軍尋問調書/朝鮮人捕虜証言「 #慰安婦 は志願か親の身売り。日本軍拉致なら朝鮮人憤激蜂起」 - 在日琉球人の王政復古日記

 

(まとめ)昭和銀幕絵巻★慰安婦映画列伝 - 在日琉球人の王政復古日記

 

最後の最後までロジスティックスで呪われるのが日本の宿命のようだ(笑)。