※ご注意:プロレスファン以外には、まったく意味不明な話になるで、申し訳ない(汗)。
全日末期?ノア初期? 当時はぜんぜん痩せていた。
これなら(全日ならば)何の問題もない。(ただし新日新人なら太り気味)
ノア、WILD2時代か。太ってきたが腕も太し髪も短いからまだ全然マシ。
8歳も年上の中年・小島の腕の太さと比べてみよ。
客商売なのに、これでOKなわけがないだろう。
ノアという会社は、なんで、こんな太り方を、しかも、この「顔」なのに、こんなヘアスタイルを、許していたのか?
そして最期。
感情のおもむくまま、わがまま勝手。
会社の顔に泥。チケット買った客も置き去り。
糖尿病よりは、躁鬱を疑った方がいい。
失礼だが、同情の気持ちが沸かない。醜悪というほかない。
2018年11月06日
(略)
森嶋容疑者は4日午後11時半ごろ、東京・新宿区歌舞伎町の路上でタクシーを降りる際に料金約1万8000円の支払いを拒否し、トラブルを引き起こした。現行犯逮捕され「押し問答になったことは間違いありません」と容疑を認めているという。
2015年4月に糖尿病を理由にプロレスを引退した森嶋容疑者は今年7月に復帰を表明したが、9月に「化膿性関節炎」で手術。10月15日の復帰戦出場を断念し、予定された大会も中止になっていた。
これと前後し、私生活もトラブル続きだった。復帰大会を主催するはずだったエス・ピー広告社とは縁が切れ、“住所不定”に。森嶋容疑者に近い関係者は「一時は新宿2丁目で知り合った人の家に転がり込んでいたようだ。その後、飲食店で住み込みで働いているなんて話も聞いたけど…」と証言する。着替えもろくにせず、飲み歩く日々が続いていたという。
復帰戦が決まってからは、精神的に不安定になることも多かった。「(以前の生活拠点だった)岐阜から東京に出て、チヤホヤされて様子がおかしくなった。口癖のように自分のことを『スター』と呼んでいた」(略)
プロレスファンを「中退」して、もう何年にもなる。
インディや新日はある程度肌で解るが、全日系は門外漢で頓珍漢かもしれないが、雑感を。
プロレスリング・ノア旗揚げ当時の三沢光晴のスローガン「自由と信念」。
今から考えれば、やっぱり、それが間違っていた。いや無茶だった。
もちろん、三沢本人や、ほっといても練習を止めない小橋や、常に危機感を持ってプロレスを考えていた秋山なんかは、「自由と信念」で良かった。
でも「自由と信念」じゃダメになるレスラーもいる。というか、そっちの方が明らかに多い。
チャンコをドンブリ10杯食わなきゃ食堂から出さない。
ヒンズースクワットを1000回やらないと竹刀で滅多打ち。
プロレスには、「自由と信念」ではなく、恐怖の鬼軍曹「山本小鉄」が絶対に必要なのだ。
これは三沢の育った環境が大きく影響してると思う。
話がちょっと飛ぶが、そもそも、アントニオ猪木というレスラーは頭がおかしかった(笑)。
もしも、あなたが猪木だったとしよう。
あなたの同期には、身長2メートル超&元プロ野球巨人軍という肉体とキャリアを持ち、見た目のインパクト抜群で客がわんさか集まる、見た目だけでなく実際に体力も人間離れしてモノ凄いレスラーがいる。
※注※
あ、ここで、一般人の100%、プロレスファンでも90%、四天王ファンですら80%くらいは、馬場といえば「アポー」のガリガリお爺さんだと馬鹿にしてると思う。それは完全に誤解。
日本プロレス時代の馬場はスゴイ。あの身長で筋肉パンパン、グラウンドレスリングでもできて、スピードは全日時代の5000倍(笑)速かった。
本当の意味でバケモノだったのだ。
私が猪木のポジションなら、馬場のコバンザメになる(笑)。
馬場を団体トップに祭り上げて、ナンバー2に徹して、人気を利用して、ウハウハ金を儲ける。
もちろん猪木の肉体だって貧弱ではない。レスラーとしては理想的な体格だった。でも人間サイズであり、バケモノではなかった。
しかし、猪木という男は、普通の体格のくせに、身長2メートル超&元プロ野球巨人軍に、人気でも実力でも勝てると思っていた。頭がオカシイ(笑)。
そして、実際、バケモノにケンカを売り、新団体を旗揚げして、身長2メートル超&元プロ野球巨人軍相手に、互角の勝負を繰り広げるのである。
馬場は肉体が異常なバケモノであった。
猪木は精神が異常なバケモノであった(笑)。
その猪木を慕って集まった新日のレスラー志望者の目標は、長州も、前田も、ライガーも、武藤も、おそらく最初は棚橋も、「オレも猪木になる!」だったはずだ。
猪木のカリスマ性はもの凄いが、体格や肉体は追い付けないレベルじゃない。
通常の肉体の猪木のやってる練習は、通常の肉体の弟子にも可能だ。
新日レスラーは大なり小なりみんな猪木になりたかった。みんな必死で猪木と同じ練習した。いや、山本小鉄が竹刀で滅多打ちにして猪木と同じ練習を強制した。
新日の新人を「ヤングライオン」と呼ぶ。
彼らは、坊主頭で、黒のショートタイツ、黒のレスリングシューズ。
新日のレスラーは、橋本真也みたいな例外もいるが(笑)、同じ練習をしてるので、体格も猪木ソックリになる。ゆえに新日の若手は肉体にはあんまり個性がない。個性が出て来るのは、海外遠征で秘密のお薬(謎)でパンプアップしてからである。
しかし、馬場を慕って集まった全日のレスラー志望者の目標は「オレも馬場になる!」ではなかっただろう。
間近で見ただけで分かる。なれるわけがない(笑)。規格が違い過ぎる。
さらに馬場のやってる練習は、きつすぎて、ではなく、おそらく、ゆるすぎて、通常の肉体の弟子には全く参考にならなかったと思う。馬場のような肉体ならゆるい練習で十分なのだ。
全日レスラーは馬場になるのではなくレスラーになりたかった。みんな馬場とは異なる練習に励んだ。
全日の新人は「あすなろ」と呼んでいた。今も同じかまでは知らない。
彼らは、坊主頭は同じだが、カラフルなショートタイツ、カラフルなレスリングシューズ。
体格もバラバラだ。アンコもいればソップもいる。もちろん馬場に似てる新人なんていないが、それぞれ肉体には個性がある。
新日の新人は山本小鉄軍団の新兵。命令通りにやる。自由も信念もない。
全日の新人は馬場のマネはできない。さらに次世代のジャンボ鶴田もかなり規格外だったから、参考になる先輩が少ない。
「師匠の馬場さんも大先輩の鶴田さんも、肉体の規格が違い過ぎて、練習の参考にならん。自分が生きるプロレスは自分で考えるしかない」
三沢の「自由と信念」もここら辺の経験から生まれたんだろう。
でも、馬場がトップじゃないノアは、「自由と信念」ではなく、「山本小鉄」でやるべきだったのだ。
通常の肉体の三沢や小橋の練習ならば真似ることが可能だったからだ。新人にも三沢や小橋の練習を強制すべきだった。
三沢や小橋と同じ練習をしてたら、森嶋みたいなブヨブヨになるわけがないのだ。森嶋の肉体こそ「自由と信念」の失敗例である。
その後の、新日の新人とノアの新人の人材の質と量を見れば明らかで、
新日は暗黒時代でも「山本小鉄」方式で新人はそれなりに育ったが、
ノアは全盛期でも「自由と信念」方式で新人がなかなか育たなかった。
新人の育成、それが新日を復活させ、ノアを低迷させた真の原因だ。
「自由と信念」の悪影響は、練習や肉体だけではない。
ノアは、全体を考えて、個人のギミック(レスラーの役回り、ファイトスタイル、ファッション)も、個人の趣味や自由を許してはいけなかった。団体から強制しないといけなかった。
さらに三沢自身が、ベビーフェイスとかヒールとかのギミックや、軍団抗争みたいなアングルに無関心だったから(ファンまでそれを支持してしまった)、ギミックやアングルを教えてもらえなかった三沢の弟子たちは、興行の「転がし方」を知らず、みんながヒールを嫌がり、ベビー軍団VSベビー軍団という、何が何やらサッパリ判らない軍団抗争で、迷走を続けた。
ぶっちゃけて、書こう。
森嶋の細い一重目蓋の顔に、あんなロングヘアは全く似合わない。しかも、身体はブヨブヨ。
自分をイケメンだと思い込んでる、ナルシスト(笑)まる出しなのに、肉体は怠け者で不摂生でブヨブヨ。マクマホンではないけれど「太った女の子」である。マジで気持ち悪いじゃん。
もちろん、不気味なキャラクターもプロレスには必要だ。嫌悪感が売りの怪奇派レスラーや、後期の冬木弘道みたいなコミカル・ヒールなら、長髪&ブヨブヨでいいが、あの風貌で団体のトップ、ベビーフェイスなんてありえない。
実際、ノア以外のプロレスファンからは笑われていたではないか。
もう一度、一番上の画像を見て欲しい。
新人時代は「太った女の子」ではなかったのだ。有望な大型新人だった。
※ただし、個性が許される全日新人だから許容範囲なだけで、新人時代に搾りまくる新日ならば、ややポッチャリ過ぎて練習不足。
それが、これからどんどん猛練習で、もっと筋肉質になるはずが、正反対に「ああなって」しまったのである。
ノアの練習量に問題があった、会社の管理体制に問題があった、のは明らかだ。
ノアは、三沢は、会社として、マッチメイカーとして、森嶋に対して、
ベビーフェイスがやりたいのなら、髪を切って、徹底的に減量と筋トレでマッチョに改造するか、
それができないなら、ヒールとして冬木スタイルへのギミックチェンジを、
森嶋に命令すべきだったのだ。
ブッチャーだって、ジェット・シンだって、リック・フレアーだって、最初からあのギミックが好きだったわけじゃないだろう。食うため、客に受けるため、出世するために、必死で努力して演じ続けたから、スタアになれたのだ。
ノアファンは怒るかもしれないが、森嶋猛は「自由と信念」の犠牲者である。
ナルシストで怠け者(それがレスラーの当たり前)の森嶋猛に、筋トレと減量と散髪を強制する「山本小鉄」さえいれば、彼のレスラー人生も違っていたはずだ。
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