五輪、感染防止ルール徹底 違反者「国外退去」も(1/2ページ) - 産経ニュース
2021/5/30
開幕まで2カ月を切った東京五輪・パラリンピック。菅義偉(すが・よしひで)首相や大会組織委員会の橋本聖子会長らトップが口をそろえる「安全安心な大会」の実現には万全な新型コロナウイルス対策が不可欠だ。海外から訪れる9万人を超える選手や大会関係者に対しては、外部との接触を遮断する「バブル方式」を徹底して感染拡大を阻止。6月からは国内選手らへの本格的なワクチン接種も始まる。ルールを守らない参加者には「国外退去」も視野に入れるが、逸脱者を減らし、実効性をいかに担保するかがカギとなりそうだ。(運動部 森本利優)
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政府や組織委は行動管理の実効性を担保するため、宿舎などに「監視員」を配置する方針だ。菅首相は28日の会見で「関係者と一般国民が交わることがないよう、完全に動きを分ける。観光したり街に出たりすることはない。悪質な違反者については、国外退去を求めたいと思っている」と述べ、理解を求めた。
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