見切り千両。損切り万両～1942年ガダルカナル、1944年インパール、2021年五輪小山田圭吾さん。

小山田圭吾氏の留任組織委があらためて強調「貢献は大きなもの」 - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ

2021年7月19日
東京オリンピック（五輪）・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン（SP）が19日、メインプレスセンター（MPC）で会見し、過去に「いじめ告白」した開閉会式の音楽制作を手掛ける小山田圭吾氏（52）は留任するとあらためて強調した。
国内外から小山田氏について「適任ではないのでは」と批判が相次いでいる。高谷SPは「ご本人が発言について後悔して反省しておられると、おわび文を掲出した。我々は現在は高い倫理観を持って創作活動するクリエーターと考えている。開会式準備における貢献は大きなもの」と説明した。
この日、加藤勝信官房長官が会見で、小山田氏の件について「組織委で適切に対応を取っていくことが必要だ」と発言したことについては「承知していない」とした。

菅政権が「小山田圭吾アウト」と念押ししてるのに、組織委員会は留任を強調して、傷口をさらに広げる。

組織委員会の自信の根拠が全く理解できない。

そして、小山田圭吾さんの神経がへし折れる。

小山田圭吾氏が辞任「配慮に欠けていたと痛感」東京五輪開会式作曲担当、式の４日前に/芸能/デイリースポーツ online

2021.07.19
　東京五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏が１９日、自身のＳＮＳで、辞任することを発表した。開会式は２３日に開催。４日前の電撃辞任となった。
　小山田氏は「私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しています」とつづり、「関係各所にて調整をさせて頂き、組織委員会の皆様へ辞任の申し出をさせて頂きました」と表明した。
(略)

判断が１日遅れるたびに、彼のキャリアはどんどん削られた。

謝罪の時点で辞任していれば、海外で報道されることもなかったかもしれない。

報道された時点で、五輪組織委員会がクビを切っておけば、障害者イジメの具体的内容「ウンコ＆オナニー」がネットに拡散することもなく、五輪の傷も、小山田圭吾さんの傷も、小さく済んでいた。

ここまで引っ張って、海外まで障害者イジメが報道され、五輪も大出血、小山田圭吾さんのキャリアも致命傷だ。

組織委員会は、いったい、どんな自信があって、どんな勝算があって、小山田圭吾さん留任で乗り切れると思ったのか？

森元首相を引っ張って、一度大失敗したのに、なんで、また、まったく同じチョンボを繰り返すのか？

大本営はガダルカナルをやらかした２年後にインパールをやらかした。

ガダルカナル餓死者病死者は約１万９千柱。

インパール餓死者病死者は約２万６千柱。

１万９千柱で目が覚めなかった大本営は、まったく同じように２万６千柱を無駄死にさせる。

そして、東京大空襲１０万柱、広島１４万柱、長崎７万４千柱だった。

小山田圭吾さんを切る前に、小山田圭吾さん留任を決めた責任者を、今すぐ辞めさせるべきである。