考えてみれば、「中身真っ白・百万円（価格２万円）の札束」ギャグも、
安倍ちゃんの目の前で繰り広げた、都議選・秋葉原ストリートライブも凄かった。
もはや「籠池劇場」である。千両役者だ。天性のパフォーマーだ。
惜しい。何とも惜しい。こういうお茶目な人物を、些細な欲ボケで、獄につないで社会的に抹殺するのは、もったいない。
籠池夫妻逮捕、出頭直前インタビュー （毎日放送） - Yahoo!ニュース
大阪地検特捜部は３１日、「森友学園」の籠池泰典前理事長と妻の諄子氏に出頭を要請し午後２時半ごろから２度目の事情聴取を行っていましたが、国の補助金約５６００万円を不正に受け取った詐欺について容疑が固まったとして２人を逮捕しました。２人は前回の聴取では黙秘していましたが６月の捜索による資料と関係者の事情聴取を重ね逮捕に踏み切りました。
午後２時１５分、大阪地検の建物に入った籠池夫妻。その約２時間前、籠池夫妻はＪＮＮのカメラに現在の心境を語っていました。
「割にね、心は落ち着いている、そわそわしてない。人殺しをしたわけではなく、天下の大罪を犯した気持ちはないので、粛々とという気持ちは変わらない」（森友学園前理事長 籠池泰典容疑者（６４））
Ｑ．前回は大部分を黙秘で終えたが？
「検察庁に入ったときに、その時の直感で動くかなと思うので、是々非々でしょうね」「きょうは私の疑問点もあるので、お聞きしないといけないと思うので、検察の疑問に答えるんじゃなくて私の疑問を聞くことも必要」
２度目の事情聴取で「逆に質問したい」と話す籠池泰典容疑者。長時間のやり取りに備えてか、妻の諄子容疑者が首筋に痛み止めを塗り込みます。
「疑問というのは、まだ聴取をされている私の関係者がいて、本丸（自分）に来たんだったら、そろそろその聴取はいいんじゃないのと。どこにターゲットを絞って動いているのかわからないんだけど」
前回の聴取の際、国有地の売却をめぐり近畿財務局と事前に価格調整があったことを検察に話した件については…
Ｑ．もっと早く出ていても良かった話
「僕は前から言っていた。皆さん方がスルーしていたんでしょ」「核心の部分が出たのは重要なことじゃないですかね」
前回の聴取の前には「逮捕も覚悟している」と話していましたが…
Ｑ．今日はもしかしたらこのまま逮捕されるかもしれない？
「きょうは帰って来ますよ、そのつもりでいます」
夫に対し妻からはこんな忠告が…
「お父さんちょっとしたことでも、ちょっとしたことでもそれが…ほんまに正確に言ってお願いやから。正確なことを言わないと、一つ間違ったら、この人平気で嘘をつく人やと言われるだけ。損するのはお父さんやから、それが私は心配。私もそうやねんけど。嘘ついたらあかん、絶対嘘ついたらあかん」（籠池諄子容疑者）
最後は何やらひそひそ話をしたうえで家を出た籠池夫妻。夫の泰典容疑者は、玄関前で…
「あーよき天気！心安らかなり日本の夏。蝉の声、今静かにして陽の下に宿れるなり。わが心、その宿れるなりと同じき安き心にある。行ってきます」
「お父さんカッコイイ！」
午後１時過ぎ、自宅を出て大阪地検に向かった籠池夫妻。主がいなくなった家には園の子どもたちが書いたとみられる張り紙（「えんちょうせんせいがんばってください」）が残されていました。
明日にでも、吉本なんばグランド花月のトリが務められる。
すでに「夫婦漫才」として完成している。
籠池夫妻、まさに、現在の日本全国の皆さんが、当の大阪人も含めて、「これぞ大阪」と受け止めている、典型的な「お笑い大阪人」のノリである(笑)。
関西以外の地方では、こういうノリのオッサンは、なかなかいない。
というか許されない。逮捕される直前なのに、こういうノリだと、ふざけてるのか、頭がオカシイ、と思われる(笑)。
しかし、これが大阪本来の伝統的テイストではなく、実は、１９６０年代以降、戦後高度経済成長以降の、つい最近の風潮なのだが、
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それはそれとして、ここ半世紀の近年の大阪がこういうテイストであることは確かである。
籠池さん本来の生き場所は、幼稚園ではなく、国会だったのだ。
ご本人も、確実に、名誉欲、権力欲がありそうだし(笑)、国会議員になるのがイヤだとは思えない。
籠池さんは、平成女人仏陀・上西小百合如来と同じく、政界で活躍すべき人物だと思う。
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こういう存在は、天性の才能で、凡人が努力してなれるものではない。
だから、次回総選挙で、小百合ちゃんを落選させるのは非常に惜しい。国家の損失である。
橋下さんに噛み付いて、反撃を受けない、向こうが逃げる、それだけでも凡人政治家にはマネできない貴重な戦力だ。
トリックスターに、右翼も左翼も、思想も理念も、まったく不要で無用。
どこでもいいから、反橋下、非橋下の政治勢力は、彼女の議席を守るべきである。
本来なら、維新のライバルである民進党が飼っておくべき狂犬なのだが、狂犬を手なずけるほぼ不可能だし、信じられない無茶苦茶なスキャンダルを引き起こしたり、飼い主の民進党の喉笛に噛み付いたり、そういう危険性も考慮しないといけない。民進党はそんな危ない橋は渡れない。
というわけで、今さらスキャンダルの一つや二つはへっちゃらで、党自体すでにトリックスターと化している、小沢さんところで面倒みるのが一番いいと思う。
こんな疫病神にケンカを売った方が負けだ(笑)。ある意味無敵だと思う。
日本の政治のために、小沢さんの度量で、小百合ちゃんを飼い慣らして欲しい。
籠池さんが国会議員になれば、「籠池劇場」は終わらない。
国会開会中、安倍ちゃんは、イヤでも(笑)、不愉快でも、籠池さんの「教育勅語ライブパフォーマンス」を見続けることになる。
こんな貴重な政治家が、他にいるだろうか？
籠池さんを再び国会へ。参考人、証人ではなく、議員として。
小沢一郎、最後の御奉公が、また一つ増えた。
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