GOP(GRAND OLD PARTY)、まさに古き良き偉大な政党だった。
https://twitter.com/jda1BekUDve1ccx/status/1450229440739364870
共和党員パウエルは、民主党のバイデンを支持した、と言うより、トランプだけは支持できなかっただけだろう。
なぜなら、パウエルは、共和党員である前に、アメリカ市民であり、理性と常識を大切にする軍人だったからである。
それこそ、理性と常識で考えれば明白だが、理性と常識を大切にするアメリカ軍人が、トランプを支持するわけがない。
それが判らないということは、理性または常識またはその両方が不足している可能性が高い。
オバマの場合は、やや難しい決断だったと思う。
マケインは、オバマに遜色のない、共和党としては久々に非の打ち所の無い理性的な人物だった。
もちろん、同じ黒人という要素が無かったとは言わないが、やはり、副大統領候補が決定的だった。
軍人として、いくら何でもペイリンにICBMのボタンを預けるわけにはいかなかったのだろう。冗談ではないからだ。
平井文夫 on Twitter: "パウエル元米国務長官死去。オバマじゃなくてこの人が黒人初の大統領になればよかったのに。臨時コラムです。
湾岸戦争の英雄はなぜ大統領になれなかったのか コリン・パウエルの栄光と挫折 | FNNプライムオンライン https://t.co/Ry0niO1LSm"
湾岸戦争の英雄はなぜ大統領になれなかったのか コリン・パウエルの栄光と挫折
2021年10月19日
(略)
結局パウエルは大統領になることはなく、2008年にオバマが黒人初の大統領になった。湾岸戦争が起きた90年代の米国はパウエルだけでなく、ブッシュ(父)や次の大統領のクリントンなど穏健中道のタイプの指導者が多かった。それがブッシュ(子)、オバマ、トランプとその後はどんどん右に左に揺れるようになる。
英語でステイツマンというと政治家という意味だが、ニュアンスとしては国のために尽くす人、という感じである。パウエルはこのステイツマンという言葉がよく似合う人だった。米国人はこういう人を本当は大統領にしたかったのではないだろうか。
【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】
ここではマトモな事を書いているが、この平井文夫さんが、過去にトランプに関して何を書いてきた人なのか?
フジ平井解説委員、コラムで誤情報を引用 半日後に削除:朝日新聞デジタル
2020年11月12日
米大統領選をめぐり、フジテレビが運営するウェブサイトに誤った情報に基づくコラムが掲載され、12日に削除された。コラムを執筆した同局の平井文夫上席解説委員は、10月にもテレビ番組で日本学術会議について事実と異なるコメントをしていた。
削除されたのはウェブサイト「FNNプライムオンライン」のコラム「平井文夫の言わねばならぬ!」に11日午後に配信された1本。
平井氏はコラムで「昨夜面白いニュースが入ってきた」として、「世論調査サイトの『リアルクリアポリティクス』がペンシルベニア州でのバイデンの当確を取り消した結果、バイデンの獲得選挙人は259人となり、過半数の270人を下回ったというのだ」と記した。
平井氏が引用したのは、政治ニュースや世論調査データを発信している「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」をめぐる情報。激戦州のペンシルベニア州で、RCPがいったんは民主党のバイデン前副大統領の勝利を判定した後にそれを取り下げたという誤った内容だった。
この誤情報は、トランプ大統領の顧問弁護士のジュリアーニ元ニューヨーク市長らが日本時間の10日午前にツイートして広まった。日本でもまとめサイトなどを通じて拡散した。
ジュリアーニ氏がツイートした直後、RCP経営トップのトム・ベバン氏は自身のツイッターで「誤りだ。我々はペンシルベニアで(バイデン氏の)勝利を宣言しておらず、何も変更していない」と否定。日本でもジュリアーニ氏らの誤りを指摘する声が相次いだ。
平井氏のコラムはベバン氏がツイートした翌日の11日昼過ぎに配信されたが、同日夕方になって末尾に「訂正」を追記。RCPについて触れた部分は「ジュリアーニ元市長のツイートをもとに書いたもの」で「(RCPは)もともとペンシルベニア州でバイデンの当確を出していなかった」として削除された。フジテレビによると、12日午前0時にコラム自体を削除したという。
平井氏は10月5日に放送されたフジテレビの情報番組「バイキングMORE」でも、日本学術会議について「この(学術会議の)人たち、6年ここで働いたら、そのあと(日本)学士院ってところに行って、年間250万円年金もらえるんですよ、死ぬまで」などと事実と異なるコメントをし、アナウンサーが謝罪。その際、フジテレビ企業広報室は「今後、チェック体制を強化し再発防止に努める」としていた。
コラムの削除についてフジテレビ企業広報室は12日、朝日新聞の取材に書面で回答し、「誤った情報を配信し訂正・削除にいたったことは遺憾であり、今後、同様の問題が発生しないよう努める」と記した。約1カ月の間に平井氏が誤った情報を再び流したことをどう受け止めるかも尋ねたが、答えはなかった。(杉浦幹治)
平井文夫さんは、FNNでは、木村太郎さんと並ぶ、トランプ応援団だったのに、
国内政治では「あの政党のあの首相」の熱烈な支持者だったくせに、
今さら「穏健中道が良かった」みたいなことを書かれても、苦笑しか出てこない。
元連邦上院議員、元大統領候補、ジョン・マケイン(1936/8/29-2018/8/25)。
元統合参謀本部議長、元国務長官、コリン・パウエル(1937/4/5-2021/10/18)。
本物の古き良き共和党員だった。
2人は、古き良き共和党員だったから、キリスト教福音派を嫌い、当たり前だが、トランプを全く支持しなかった。
そして、2人とも、ウソが嫌いだった。
Flashback: McCain tells supporter Obama is 'a decent...
マケイン米上院議員死去 「孤高」貫いた政治家: 日本経済新聞
2018年8月27日
トランプ氏と対立いとわず 「ベトナム」体験が原点に
25日に死去した米共和党の重鎮ジョン・マケイン上院議員は、ベトナム戦争での過酷な捕虜生活や、道義を重んじるその言動が党派を超えた尊敬を集めた。党の方針に沿わない場合でも信念を曲げない姿勢から「一匹おおかみ」の異名をとり、トランプ大統領の政治姿勢をたびたび批判。「孤高」の政治家人生は81年でその幕を閉じた。
(略)
共和党候補として民主党のオバマ前大統領と争った2008年大統領選で、支持者集会で黒人のオバマ氏をアラブ人だから信用できないと語った女性には、こう説いた。「いえ、彼はとても立派な米国市民だ。たまたま私とは基本的な政策で意見が異なるだけだ」
(略)
FOXニュースばかり見ている共和党支持の女性「オバマは信用できないわ。彼はアラブ人よ」
マケイン「そうではありません、奥さん。オバマ氏は真っ当なアメリカ市民です。ただ、私と政策上の違いがあるだけです」
叩くべき相手のフェイク情報を、あえて訂正するマケイン。
そのフェアプレー精神に、民主党支持者からは絶賛されたが、ウソでも勝てばイイと思っていた共和党支持者からはブーイングだった。
ペイリンを副大統領に選ぶようになっていた2008年の時点で、共和党は「死の病」に罹っていたのである。
トランプは突然変異ではなかった。登場すべくして、登場したのだ。
同じ2008年、共和党から「黒人でアジア生まれのオバマはイスラム教徒だ」というウワサが流された。
What if he were muslim? Colin Powell on Muslim Americans.
アメリカ パウエル元国務長官死去 コロナ感染に伴う合併症で | おくやみ | NHKニュース
2021年10月19日
(略)
オバマ元大統領 “パウエル氏の姿勢に深く感銘”
オバマ元大統領は声明を発表し「パウエル氏は人々の模範となる軍人であり愛国者だった。彼と働いた者は皆、彼の明敏さや物事を多角的に見ることへの姿勢、そして実行力に感謝していた」として、パウエル元国務長官をしのびました。
さらにオバマ氏は、大統領選挙戦中に「イスラム教徒だ」という事実ではない情報を広められたことに触れ、パウエル元長官が「オバマ氏はキリスト教徒だが、もしイスラム教徒だったとして、何か問題はあるのか」と述べて、宗教に偏見を持つべきではないと主張していたことを振り返りました。
オバマ氏は、パウエル元長官の姿勢に深く感銘を受けたとしたうえで「彼はアメリカにとって何が最も重要かを理解し、その理想に向けて、自身の人生やキャリア、公の場における発言を一致させてきた」として、その功績をたたえました。
(略)
パウエル
「共和党には『オバマはムスリムだ』という主張がある。
正しい回答は『ノー』だ。彼はずっとクリスチャンだ。
もっと正しい回答は『ムスリムだったとして、それがどうした?』だ。
アメリカでムスリムであることは間違いなのか? もちろん『ノー』だ。アメリカはそんな国ではない。イスラム教徒の少年や少女が、未来のアメリカ大統領を目指して、いったい何が問題なのか?」
これが、黒人奴隷を解放した「リンカーンの党」である。
マケインもパウエルも、アメリカ軍人【だからこそ】、共和党員【だからこそ】、トランプと対立した。
米国防総省、軍に政治持ち込まれ反発 駆逐艦マケイン隠しで政府に警告 - BBCニュース
2019年6月3日
米国防総省は2日、ドナルド・トランプ大統領の横須賀基地訪問に際し、大統領と対立関係にあった議員と同名の駆逐艦を隠し、大統領の視界に入れないようホワイトハウスが米海軍に指示していた問題をめぐり、軍に政治を持ち込まないようホワイトハウスに警告した。
(略)
トランプ大統領が国賓として訪日中、ホワイトハウスは米海軍に対し、横須賀基地に停泊中の米誘導ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(USS John S. McCain)を隠すよう求めた。
退役軍人であり、トランプ氏の政敵だった故ジョン・マケイン上院議員は2018年8月、脳腫瘍で死去した。
この駆逐艦の名は、海軍大将だったマケイン氏の祖父、ジョン・S・マケイン・シニアと、父のジョン・S・マケイン・ジュニアの功績から名付けられた。2018年に、マケイン氏もこの艦名の由来に付け加えられた。
ホワイトハウスからの指示は、最終的に海軍高官によって阻止され、実行されなかったという。
(略)
両者の激しい確執
海軍将校となりベトナム戦争に従軍したマケイン氏は1967年、ハノイ上空で撃墜された。5年半の捕虜生活を送り、たびたび拷問を受けた。
トランプ氏との間での辛辣な批判合戦は2015年から始まり、激しい対立関係を生んだ。
トランプ氏は、2015年にマケイン氏のことを「捕虜になったから英雄と呼ばれるが、自分は捕虜にならない人間のほうが好きだ」などと発言し、物議を醸した。
一方、2016年の大統領選挙戦では、マケイン氏がトランプ氏への支持を撤回。トランプ氏の移民政策は「狂った考えに火をつける」と批判した。
トランプ氏が大統領選で勝利しても、両者の対立は収まらず、その影響はマケイン氏の死後も続いた。
トランプ氏は2018年8月にマケイン氏が脳腫瘍のため81歳で死去した際、ホワイトハウスをはじめ連邦政府の建物に掲げられた国旗をいったんは半旗にしたものの、死後わずか2日後には通常の高さに戻した。これについては野党・民主党だけでなく与党・共和党からも批判を受け、半旗にするか哀悼の意を表明するかを求められた。
結局トランプ氏は半旗に再び戻したものの、葬儀には参列しなかった。そして、マケイン氏の国葬について「お礼を言われなかった」と主張した。
トランプ氏は「国家の恥」 パウエル氏が痛烈批判のメール流出 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
2016年9月15日
【9月15日 AFP】コリン・パウエル(Colin Powell)元米国務長官が、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を「国家の恥」や「国際社会ののけ者」などと辛らつに批判した一連の電子メールが、インターネット上に流出した。
パウエル氏は、共和党のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)政権で国務長官を務めたものの、その後の2度の大統領選では民主党のバラク・オバマ(Barack Obama)現大統領を支持していた。
流出した電子メールは、これまでにも米国の要人の情報漏えいに関わってきたウェブサイト「DCリークス(DC Leaks)」が入手したもので、ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」が最初に公開した。
パウエル氏はその中で、「彼(トランプ氏)は共和党支持者の中でも最悪の部類や、貧しい白人層の人気を得ている」と言明。先月に元側近と交わしたやりとりでは、オバマ氏の国籍を疑問視する「バーサー(Birther)」運動を「人種差別」と厳しく非難した。トランプ氏は、このバーサー運動の先鋒の一人となっている。
パウエル氏は「そう、バーサー運動は全て人種差別だ。99%の人がそう思っている。トランプはこの主張が通らないと分かると、今度は(出生)証明書に彼(オバマ氏)がイスラム教徒と書いてあるか知りたいと言った」と述べている。
パウエル氏は、米NBCニュース(NBC News)の取材に対し、流出したメッセージは本物であると認めた上で、ハッカーらは「もっと多く」を所有していると語っている。
米ニュースサイト「デーリー・コーラー(Daily Caller)」によると、ハッカーらはDCリークスにパウエル氏のメール約3万通を提供したとみられる。(c)AFP
マンモスと同じく、トキと同じく、絶滅危惧種が滅びようとしている。
マスクを拒否する、ワクチンを拒否する、トランプ共和党とは全く違う、
当たり前に科学を尊重し、ワクチンを接種する「リンカーンの党」がこの地上から消えようとしている。
トランプと対立した軍人がコロナに倒れるとは、話が出来過ぎだ。神は性格がお曲がりのようである。
琉球人なのに、私が日米軍事同盟に反対しないのは、マケインやパウエルみたいなマトモなアメリカ軍人がいるからだ。
残念ながら、パウエルと同じレベルの軍人が自衛隊にいるとは思えない。
残念ながら、パウエルと同じレベルの政治家が日本にいるとは思えない。
安全保障は、安倍ちゃんや高市さんに任せるよりは、マケインやパウエルに任せた方がまだ安心である。
北部集権から南部分権へ「連邦党→ホイッグ党→共和党」VS南部分権から北部集権へ「民主共和党→民主党」 - 在日琉球人の王政復古日記
本物の軍人。本物の愛国者。ヴォイチェフ・ヴィトルト・ヤルゼルスキ(1923/07/06~2014/05/25)。 - 在日琉球人の王政復古日記
水原希子嬢は、朝鮮戦争の英雄・白善燁元帥閣下と、同じ本貫かな? - 在日琉球人の王政復古日記