在日琉球人の王政復古日記

NATION OF LEQUIO

コロナVS人間~変異/進化/変化~擬人化~実念論/唯名論~オキナワソウ~乳糖不耐性

コロナVS人間~感染/寄生/共生~ウイルス/細菌/真菌(カビ)/寄生虫/プリオン/家畜/穀物/人間 - 在日琉球人の王政復古日記

の続き。

 

光合成やめた新変種「オキナワソウ」発見 養分は菌類から - 毎日新聞

2019年2月28日
 光合成をしない新変種の植物を沖縄本島石垣島で発見し、「オキナワソウ」と命名したと、末次健司・神戸大講師(生態学)らの研究チームが発表した。進化の過程で光合成をやめ、養分は菌類から得ているという。
 高さ約10センチで全体が赤紫色。葉は退化してなくなり、8~10月に直径1.5ミリの花をつける。チームが2016年以降、沖縄本島北部や石垣島照葉樹林で採取し、DNAや形状を調べた結果、末次講師らが同年に鹿児島県・屋久島で発見した新種「ヤクシマソウ」の変種と判明した。
 オキナワソウやヤクシマソウは、光合成の代わりにキノコやカビに寄生して生きる「菌従属栄養植物」に分類される。国内で約50種、世界で約400種が報告されている。
 末次講師は「菌従属栄養植物がいるのは地下に豊かな菌糸のネットワークが広がっている証拠。沖縄に広がる照葉樹林の生態系の豊かさを示している」と話している。

 

読み間違えてはいけない。

光合成やめた新変種「オキナワソウ」発見 養分は菌類から - 毎日新聞」である。 

民族独立やめた野蛮人「オキナワジン」発見 養分はヤマトから - 産経新聞」ではない(笑)。

 

同じ場所に生息してると、植物も類人猿もよく似てくるようだ。

 

もちろん私の被害者意識だとは思うが、「オキナワソウ」という命名が、なんだか、われわれ琉球人のライフスタイルへのイヤミに感じるのは、気の回し過ぎだろうか(笑)?

 

オキナワソウの「変異/進化/変化」は、「光合成を止めた」→「菌類から養分」の順番ではないだろう。
たまたま「菌類から養分」という「感染/寄生/共生」ができる「変異/進化/変化」が起こった、だから「光合成を止めた」という「変異/進化/変化」も起こった、の順番だろうと思われる。

生物は無駄なことをしない。環境が良くなれば努力しなくなる。

空飛ぶ鳥も飛ばなくていい環境ならばペンギンになる。

 

この空を飛べたら(中島みゆき/加藤登紀子)~「天下」を失った恐竜は、鳥となって「天上」に逃げた。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

オキナワソウにとっては「光合成」はしんどく、「菌類から養分」が楽だったのだ。

 

しかし、オキナワジンは「ヤマトから養分」→「民族独立を止めた」ではない。
「そもそも根性がない」→「ヤマトに頼りっぱなし」である。

生来の怠け者なんで、環境が悪くなっても、努力しないのだ(ドヤ顔)!

 

真菌(カビ)も植物に「感染/寄生/共生」する。サカサマに、植物が真菌(カビ)に「感染/寄生/共生」する。

ならば、琉球人だけでなく(笑)、

コロナのように、ミツバチのように、オキナワソウのように、人間「全体」も、他の生物に「感染/寄生/共生」してるのではないか?

 

人間「個体」は牛「個体」を飼育する。人間「個体」は麦「個体」を栽培する。

人間「個体」は牛「個体」や麦「個体」を食って栄養にして人間「全体」を増殖している。

牛「個体」や麦「個体」は人間「個体」に食われて殺される。特に牛「個体」は脳みそがあるので恐怖と痛みと死を味わう(※)

人間「全体」は、コロナのように、牛「全体」や麦「全体」に「感染/寄生/共生」して増殖しているのではないか?

 

(※)「工場畜産は人類史上最大の罪の一つだ」
ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」  

 

これもサカサマに見ることができる。

 

人間「全体」は(食べたいという欲望に負けて)エネルギーを使って牛「全体」や麦「全体」を育てて増殖させている。

牛「全体」や麦「全体」は、コロナのように、人間「全体」に「感染/寄生/共生」して増殖しているのではないか?

 

人間「全体」が牛「全体」や麦「全体」を支配している(飼いならしている)のではなく、

牛「全体」や麦「全体」が人間「全体」を支配している(飼いならしている)、人間「全体」は牛「全体」や麦「全体」に家畜化されているのではないか?

 

「農業革命は史上最大の詐欺であり、その犯人は小麦、稲、ジャガイモなどの一握りの植物だった」
ホモ・サピエンスがそれらを栽培化したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ」
ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」  

  

何でも食うと言われる中華料理に、あんまり使われない食材がある。

牛乳を使った中華料理って、すぐには思いつかないでしょ?

 

支那人、日本人を含む黄色人種(モンゴロイド)や、黒人(ネグロイド)は、乳糖不耐性(牛乳を飲むとお腹を壊す症状)の割合が高い。

白人(コーカソイド)は乳糖不耐性が比較的少ない。成人しても牛乳をガブガブ飲める白人は多い。

人間「全体」哺乳類「全体」から見れば、黄色人種(モンゴロイド)、黒人(ネグロイド)の方が多数派。

哺乳類も幼獣は母乳を呑むが、成獣は乳糖不耐性になって母乳を飲まずに固形物を食べる。なぜなら、成獣が母乳を独占すると、幼獣が飢えて育たなくなるからだ。

成人でも牛乳を飲める白人(コーカソイド)は、哺乳類「全体」からみて異常で変わり者だ。

 

白人(コーカソイド)が変わり者に「変異/進化/変化」したのは、

たまたま(おそらく最初は肉を食うためか)牛を飼う牧畜業を始めて、

たまたま何らかの理由で成人でも乳糖不耐性のない人間「個体」が出現し、

(牧畜が先か?乳糖不耐性ナシが先か?は微妙なところ)

(哺乳類として正しい)乳糖不耐性を持った人間「個体」に対して、成人でも牛乳が飲めるメリットで生存競争に勝利し、乳糖不耐性がない人間「個体」が子孫を増殖し、乳糖不耐性を持つ人間「個体」を淘汰した。その繰り返しで、白人(コーカソイド)では乳糖不耐性のない個体が多数派になった。

同じような話にアルコールもある。白人(コーカソイド)はアセトアルデヒドを分解する能力が高く、黄色人種(モンゴロイド)は低い。

 

乳牛は搾乳しないと乳房炎になる。

乳牛をそんな病的な肉体にしたのは人間がやらかした品種改良=人為的な「変異/進化/変化」である(※↑工場畜産)

コロナの毒性が人間の肺に炎症を起こし血栓を作るのと同じだ。

売人が覚せい剤を売って(教えて)中毒者が薬切れで苦しむのと同じだ。

 

人間「個体」の活動は、あの牛、この牛、牛「個体」にとっては残虐・苦痛というデメリット。

人間「全体」の活動は、牛という種、牛「全体」にとっては増殖・繁栄というメリット。

牛「個体」の虐殺は、牛「全体」の繁栄。

 

ゴキブリ殺し、ウシ殺し、クジラ殺し、ネコ殺し、ヒト殺し。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

牛「個体」は人間「個体」によって虐待・虐殺されている。

動物愛護論者や肉を忌避するヴィーガンが「これは良くない」と反省して、人間「全体」が植物性たんぱく質・代替肉・培養肉を食うようになる。牛「個体」を食わなくなる。

 

マクドナルド、代替肉ハンバーガー「マックプラント」発売へ 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

「培養鶏肉」シンガポールで販売へ 世界初 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

 

人間「個体」が牛「個体」を食わなくなれば、人間「全体」が牛「全体」を飼う理由はなくなる。牛「全体」は激減する。

「牛肉を食わない」という牛「個体」への救済は、「牛を飼わない」「牛を増やさない」という牛「全体」の減少・滅亡を意味する。

 

ここで、牛「全体」なんて本当に実在するのか?=「実念論」は正しいのか?という問題になる。

牛「個体」を苦しめてまで、守るべき牛「全体」なんて実在するのか?、牛「全体」なんて名前だけじゃないのか?、というのが「唯名論」である。

 

しかし、人間「個体」に虐殺されている牛「個体」も全くの不殺生ではない。

牛「個体」は草「個体」を食っている。牛「個体」が4つの胃の中で飼っている微生物「個体」が、その草「個体」を分解して栄養を吸収して増殖する。牛「個体」は、その増殖した胃内微生物「個体」を胃液で消化してタンパク質を吸収する。

牛「個体」は胃の中に「微生物牧場」「微生物屠畜場」を経営している。胃内微生物「個体」が消化される痛みや死の恐怖を感じてるかどうかまでは知らない。

牛「全体」は微生物「全体」に「感染/寄生/共生」している。

もちろん、これもサカサマがある。

微生物「全体」も牛「全体」に「感染/寄生/共生」している。

 

お互いに「感染/寄生/共生」し合って、お互いに「変異/進化/変化」し合って、「個体」を虐殺しながら、盲目的に「全体」を増殖する。こういう表現が「擬人化」だ。

人間「全体」も、牛「全体」も、微生物「全体」も、生物「全体」が気色悪い呪われた存在である。 

 

鳥インフルエンザの「防疫」は、ニワトリ「全体」を守るため、ニワトリ「個体」を「殺処分」する。

コロナの防疫は、人間「全体」を守るため、人間「個体」を「殺処分」することは、今のところ北朝鮮くらいの少数例である。

 

なぜソ連や北朝鮮は食糧不足になったのか?~共産主義反対&自由市場反対の農民は労働者ではない。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

鳥インフルエンザの「防疫」は「実念論」の立場に立つ。

対して、あなたは自分や家族の防疫を「唯名論」で考える。

実念論」が正しいのか?「唯名論」が正しいのか?

狂気と妄想の集積である宗教もなかなかバカにできないのだ。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

  

貢がないオスはメスの「餌」 クモの世界の厳しい現実(その1)~仏教「生老病死」、儒教「生命の連続性としての孝」。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

貢がないオスはメスの「餌」 クモの世界の厳しい現実(その2)~プラトン「イデア」、アリストテレス「形相」。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

「おなかすいた」 #相模原障害者施設殺傷事件 #植松聖 (1)~障害者の娘、癌の父母VSエリート思想・釈迦の無慈悲。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

「おなかすいた」 #相模原障害者施設殺傷事件 #植松聖 (2)~障害者の娘、癌の父母VS無力な敗北者・孔子の慟哭。 - 在日琉球人の王政復古日記

 

馬鹿と煙は高い所へ登る~99%は地べたで、1%が登る。99%が落ちて死に、1%が新世界を見る。修験道は極限で神仏に出会う。 - 在日琉球人の王政復古日記