2021年7月10日
東京五輪は、メインとなる1都3県の会場を無観客にして実施されることになった。都への4度目の緊急事態宣言を受け、おととい夜、国際オリンピック委員会(IOC)や国などによる5者協議を経て決まった。
(略)
今後、感染状況がさらに悪化して医療が逼迫(ひっぱく)し、人の命が脅かされるようなことになれば、聖火がともった後でも中断や中止に踏み切る。それだけの覚悟を固めておく必要がある。
感染症の専門家たちは、どうしても開催するのなら「無観客が望ましい」と提言していた。にもかかわらず5者協議は先月21日、「定員の50%以内、上限1万人」まで観客を入れる方針を確認。社説は「科学置き去りの独善だ」と批判した。
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社説:宣言下で五輪開催へ 感染爆発防ぐ対策見えぬ | 毎日新聞
2021/7/9
政府は新型コロナウイルスの感染対策として、東京都に4回目の緊急事態宣言を出すことを決めた。期間は8月22日までだ。東京オリンピックは宣言下で開催される見通しになった。
(略)
観客制限の判断が開幕直前まで遅れたのは大きな失態と言わざるを得ない。責任の所在を明確にせず、政府や組織委が場当たり的な対応を続けてきた結果だ。
全面無観客が大前提だ
東京都以外では、北海道、宮城、福島、茨城、千葉、埼玉、神奈川、山梨、静岡の1道8県で競技が実施される。
これらの地域は宣言の対象から外れているが、今後、感染が拡大するリスクがある。国民の安全を最優先するのであれば、「全面無観客」が大前提となる。
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今後、感染の急拡大で医療体制が崩壊するような最悪の事態も起こりうる。主催者は状況に応じ、大会の中止や競技の打ち切りといった選択肢も想定しておく必要がある。
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<社説>五輪無観客に 混乱招いた遅い決断:東京新聞 TOKYO Web
2021年7月10日
東京五輪を巡り、政府などは首都圏四都県の会場を無観客とする方針を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、人命を守るための決断が、開幕二週間前では遅過ぎる。混乱を招き、大会に対する国内外の信頼を損ねた。
大会では、延べ約二百七十万人もの観客が予想されていた。無観客開催は、人の流れを抑えるための最低限の措置だ。
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2021年7月9日
開幕を23日に控えた東京五輪は東京都と神奈川、埼玉、千葉の各県の競技会場で観客を入れずに開催することになった。大会組織委員会、都、国際オリンピック委員会(IOC)などによる5者協議に加え、3県との調整を経て最終的に決定した。
都内で新型コロナウイルスの感染者が急増し、政府が4度目の緊急事態宣言を出したことを踏まえたものだ。
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東京五輪無観客 テレビ観戦でエールを送ろう : 社説 : 読売新聞オンライン
2021/07/10
世界のアスリートが結集するスポーツの祭典を会場で観戦できないのは残念だが、テレビなどの画面を通して躍動する選手に声援を送りたい。
23日に開幕する東京五輪は、東京などの会場を無観客にすることが決まった。
政府や東京都などは3月、海外客の受け入れを断念し、6月には観客数を上限1万人とする方針を決めた。その後、新型コロナウイルスの感染状況が悪化し、無観客への転換を余儀なくされた。ドタバタ感は拭えない。
都内では、感染力が強いとされるインド型(デルタ型)のウイルスが広がり、感染者数に加え、入院患者や重症者の数も増加傾向にある。これ以上、感染を拡大させないためには、無観客も仕方のない選択だろう。
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【主張】コロナ緊急事態 五輪「無観客」は大失態だ 宣言は4回目を最後とせよ - 産経ニュース
2021/7/9
政府は東京都に4回目の新型コロナウイルス緊急事態宣言を発令すると決定した。沖縄県の宣言を延長し、埼玉、神奈川、千葉、大阪の4府県の蔓延(まんえん)防止等重点措置も延ばす。いずれも8月22日までを期限とする。
宣言期間中には東京オリンピックの日程が丸々含まれる。
これに伴い、政府と東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)は、首都圏1都3県の会場を無観客で開催することを決めた。
ほとんどの主要会場では、観客の声援も拍手もない中で競技が行われることになる。
≪「公約の破棄」に等しい≫
東京五輪は8年前、大会の成功を約束して招致に成功した。昨年3月に安倍晋三前首相が大会の1年延期をIOCに提案した時点で、政府はコロナとの戦いに打ち勝った証しとしての五輪開催に責任を負ったはずである。
世界も、日本のコロナ対応と開催準備能力を信じ、期待して、1年の延期を了承した。
「無観客開催」は公約の破棄に等しく、ホスト国として恥ずかしい大失態である。
欧米の各地で有観客のスポーツイベントが開催されている実態をみれば言い訳はできない。
彼我の差は、ワクチン接種率にある。日本でのワクチン接種は国際社会に大きく出遅れた。国内での薬事承認に時間がかかったのも大きな要因だ。厚生労働省をはじめとする政府や非常時対応に鈍感だった国会の責任は大きい。
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なぜ五輪だけが無観客なのか、理解に苦しむ。無観客での開催は大会の感動と興奮を損なう。
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菅首相は「ワクチンの効果が明らかとなり、病床の状況などに改善がみられる場合には、前倒しで解除することも判断する」と述べた。一日も早い宣言解除と、8月24日開幕のパラリンピックが有観客で開催されることを望む。
五輪中止を主張した朝日。
五輪開催を主張した読売・産経。
中途半端だった毎日・中日東京。
ダンマリ(笑)日経。
無観客に賛成する朝日・毎日・中日東京・読売・日経。
無観客を批判する産経。
「開催かつ無観客」は、「開催かつ有観客」派の勝利なのか?、「中止」派の勝利なのか?
とりあえず、読売こそ、保守本流なのだ。
ホンネは有観客だったと思うが、世論に逆らわないで、手の平を返して(笑)、無観客に賛成するフットワークの軽さ。
日本の路線は読売の書く通りに進む、のではない。
日本の路線通りに読売は書く(笑)。
安倍ちゃんLOVEが強すぎて、五輪レガシーを死守するために、有観客にこだわった産経は、世論に背を向けて、無観客を決めた菅さんを批判する。
ここら辺のイデオロギー優先が、産経が読売に勝てない理由である。
中止派朝日としても、ホントに中止になったら責任を取らされてヤバかった(笑)。
無観客開催なら、メンツを守れて、責任も回避できる、一番ありがたい落し処だ。
日本のリベラルは、どこまでも、野党根性だ(笑)。
そして、産経読者には不愉快な現実だが(笑)、畏れ多くも千代田の賢所も、読売と朝日の間にポジションを取る。産経からは遠い。
開催と明言せず、シレっと無観客に賛成してみせる。
金持ち喧嘩せずの日経こそが、いつでも、最終的に勝ち組に座っている。
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